子どもの視力低下

みなさん、冬の準備はおすみでしょうか。そろそろ、大掃除をしようかな?と思う方もいるのではないかと。今年の汚れ、今年のうちに。

現在、小学生の3人に1人が視力1.0以下。30年ほどで子どもの視力低下がどんどん進み、過去最高になっています。このままでは、ほぼメガネっ子になってしまいます。親としては、悪くなるのは阻止したいですよね?知っていれば、予防にもなると思いますので参考にして下さい。

近視とは、近くはよく見えるのに、遠くはぼやけて見える。逆に遠視は、近くのものが見えにくい、遠くのものも近くのものも見ようと努力しないと見えないなどの症状があるといわれてます。子どもに多いのは近視です。

なぜ、近視になるの?

じつは、近視のメカニズムはいまだに解明されていません。しかし、最近の研究で、眼軸(角膜から網膜までの眼球の長さ)が必要以上に伸びることが、近視の症状を引き起こしているということが分かってきました。眼軸は、近くのものを長時間、集中して見続けることで伸びます。ゲーム機やスマートフォンの普及によって、近くを凝視することが多くなり、子どもの近視が増えたと予想されます。遺伝の影響も大きいとか。両親が近視の子どもは、そうでない子どもに比べて、近視になる確率が高いと言われています。近視は8〜16歳に最も進みやすく、20歳を過ぎるとあまり進まないのだそうです。

スマートフォンでYouTube、DS、switch、パソコン、TV。すべて、ブルーライトが発せられてます。まず、みなさんにはブルーライトカットの伊達メガネを購入していただき、お子さんにかけさせて下さい。(Amazonなどで購入できます。)0にはできませんが、ないよりはましなはずです。ゲームをやるときはつける。習慣化させてください。

日常生活では、ゲームは1日30分以内。勉強、読書の際は部屋を明るくする。寝転びながら読書やゲームをしない。また、近視予防についてはさまざまな説があるなか、多くの研究者が「屋外活動は近視抑制に効果がある」と認めています。世界の疫学研究では、両親ともに近視の人の子どもについて調べたところ、屋外での活動時間が1時間未満の子どもは近視になりやすく、2時間以上の子どもは近視になりにくいという報告もあります。

当院の子どもカイロプラクティックでは、姿勢、ゆがみ、猫背、日常の生活習慣だけではなく、目の疲れ具合もみています。子どものことで、気になることがあればご相談下さい。

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